Interview

エミール・シェラザード「占術家という仕事は、時代の踏み絵のような職業かもしれません」

--いろいろな種類の占いの知識をお持ちですね。
「占いには、生年月日から導き出す方法、また、人相、手相のように、生年月日を必要としない占い。さらに、タロットなど相談者の気とシンクロした絵面から物事を読み取る方法と...様々。人は多面体で複合的要素の産物ですから、そこを理解しながら各種の占術の引き出しを開けたいと思い、いろいろな技法を学んでみたのです。 占いの方法は、相談者が求めている鑑定内容によって異なります。西洋占星術は、実際に空にある惑星を使う優れたカウンセリング術。東洋占星術は、財産、成功など社会的、現実的なことを占うもの。したがって悩みの内容により、占術法は一様ではありません。」

--占いの魅力とは?
「ある経験に基づいてデータを構築し、それを蓄積(歴史)した形なんです。人界の苦しみの中から生まれたもので、未来に寄せる人の期待、希望をリードしていくための引き綱のようなもの。悩める方の希望の引き出しを一緒に開けていく作業です。占いは科学ではなく経験則です。例え、辛い現象自体はなくならなくても、考え方ひとつで現実の捉え方が変わってくるものでしょう。コップ半分の水も見方によって、半分しかないと思うか?まだ半分もあると思うか?は、発想ひとつでずいぶん違うと思いませんか?思考回路を切り替えるために、占いでお手伝いする。そのように、占いを使ってもらえたら嬉しいです。」