消費税率8%。増税がもたらす消費行動への影響調査

4月から消費税が8%に増税されたが、東京メトロ利用者の3月末の駆け込み需要は多くが日常的な生活用品・食料品に留まっており、高額な商品の購入者は少なかった。また、増税後も購入意欲は衰えておらず、増税の影響は少ないと言えそう。

株式会社メトロアドエージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:野村勝彦 )では、首都・東京で毎日の生活を送る東京メトロの利用者について、そのさまざまなライフスタイルや意識を探る各種の調査を実施しています。

本年4月1日、消費税率が8%に増税されました。マスコミ、ニュース等ではスーパー、百貨店などでの駆け込み需要の様子等が多く報道されましたが、都心で働くビジネスマン・OLなどの実態はどうだったのでしょうか。今回は「メトロアド マーケティング・レポート」として、メトロを通勤・通学などで利用している人を対象に「消費税率8%。増税がもたらす消費行動への影響」を調べてみました。

メトロアドエージェンシーでは、今後も東京メトロ利用者のさまざまなライフスタイルをとらえるための調査を実施してまいります。

調査結果の概要

■東京メトロ利用者が、4月から消費税が8%に増税されることを意識して3月末までに購入した商品(記述式で回答)で多かったのは、「ビール、米、化粧品、トイレットペーパー」などの日常的な生活用品・食料品で、かつ保存の利く商品であった。次いでパソコン、洗濯機、テレビ等の家電製品などが続いた。

■それらの商品を購入した時期は、ほとんどが増税直前の3月に集中していた。そこで、買いだめ・まとめ買いをどの程度したのかを確認するために、日常的な生活用品・食品各種の選択肢を提示して回答を得たところ、記述式と同様、トイレットペーパー、洗剤、アルコール類、シャンプー、米などの概ね2~3か月分の分量を、3月に駆け込み購入していた。

■消費税が8%に上がることを意識して、増税前に何らかの商品を購入した人は59%であり、最も高額な商品は6千万円のマンションであった。しかし、商品を購入した人の中で、多くの人は高額な買物をしておらず、百万円以上の商品を購入した人はわずか6%。最も多かったのは1万円未満の人(39%)で、増税が分かっていても高額な買物をした人は少ない。まとめ買いの総額も、日用雑貨・飲料等が多かったため、79%の人が3万円未満の出費にとどまった。

■増税を意識しながらも購入したものが「無い」という人(41%)の購入しなかった理由は、「高額商品でない限り影響がない」「不要な商品を買う必要がない」「3%のことで買いだめする必要がない」など、状況を冷静に見ていた様子が窺える。

■4月から消費税があがり、東京メトロの利用者にも世間で言われるような増税後の買い控えなどが起こるのであろうか。増税後に購入したい商品を確認したところ、今後半年以内に買いたいと思う商品は「家電製品・AV機器」が72%と最も多く、2位の「おしゃれ・ファッション」の23%を大きく引き離している。具体的な商品名をみると、1位がパソコン(19%)、2位が衣料品/スーツ(10%)、3位が車(9%)、4位がテレビ・冷蔵庫(各8%)などであり、住宅を購入するという人も3%見られた。

■このように東京メトロ利用者は、増税後も各種の商品に対して購入意欲を見せており、増税が直接的に買い控えなどの影響をもたらすことはないと言えそうである。

「消費税率8%。増税がもたらす消費行動への影響調査」の概要

調査方法

インターネット調査

調査対象

東京、神奈川、千葉、埼玉に在住し、東京メトロを週1日以上利用している20歳以上69歳までの男女。

実施期間

2014年4月16日(水)~4月18日(金)

有効回答数

1,000名

詳細について

詳しくはコチラをご覧ください。(PDFファイル)

《お問い合わせ先》
株式会社メトロアドエージェンシー
企画制作本部 マーケティング局 マーケティング部
TEL : 03-5501-7846

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