あるはずのない駅。謎の物体。 乗客だけが目撃できる"旧駅"広告。

映画「プロメテウス」プロモーション広告

そのとき、車内にどよめきが…。

真っ暗な地下鉄の窓の外…え? 今、あるはずのない駅を通過した!?銀座線に謎の駅が出現! ――様々なWEBサイトやテレビの情報番組、フェイスブックやツイッターなどのSNSで話題になったこのニュースは、映画『プロメテウス』のプロモーション広告。表参道から渋谷へ向かう途中にある今は使われていない旧表参道駅を復活させ、青白く照らされる駅と巨大な顔のオブジェが現れるという意表を突いた演出。期間中、知らずに乗って驚いた乗客に、プロモーション目当てで乗った別の乗客が説明したというツイートまで流れていた。フランスで「地下鉄にプロメテウス駅を登場させる」という企画が生まれたのを受け、日本でもぜひ同様のプロモーションを実現しようと現場スタッフがあらゆる廃駅を当たり、最後にたどり着いたのが旧表参道駅だったという。2007年に地下鉄開通80周年記念として現在は閉鎖されている銀座線の“幻の新橋駅”を公開するイベントがあったが、広告メディアとして旧駅が使われた事例は日本初。映画自体のコンセプトでもある“謎”めいた前代未聞の企画が、多くの人の心を捉えた。

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