2022/02/21
交通広告の花形、中づり広告の魅力
「中づり広告」は文字通り電車内の中央につられているポスター広告です。交通広告の中でもかなり歴史が長く、交通広告といえば中づり!と連想される方も多いのではないでしょうか?さまざまな場面でデジタル化が進んでいる世の中ですが、歴史あるポスター広告もまだまだ負けていません!今回はそんな中づり広告の魅力を担当目線でお伝えします。
「中づり広告」は電車内の天井からポスターをつり下げるタイプの広告です。車内中央、目線の少し上に掲出される中づり広告は自然と視界に入りやすい大きさで、掲出位置から離れたところからも広告を見ることができるため、車内広告の中でも抜群の視認性と訴求力を持った媒体となっています。また、同時に複数の広告面が見えることを生かし、同じクライアント、商品の広告を連続して掲出するといったインパクトのある広告展開が簡単にできるのも魅力の一つです。そして、通常の紙以外の素材や特殊な形状、立体物などをポスターの代わりに掲出できる媒体でもあります(※1)。
過去には、キャラクターを型取りしたポスターやレントゲン写真に見立てた透明フィルム、本物の羽毛布団をポスターの代わりに掲出したこと(※2)も。このような個性豊かな広告展開を実現できることが最大の魅力です。
東京メトロでは9路線全ての車両に中づり広告の掲出枠を搭載しており、最短2日から掲出が可能です。他の媒体では1週間以上の単位での掲出が主流ですが、さまざまなクライアントのご要望に応えられるよう、中づり広告では1週間以下の単位を設定しており、キャンペーンのタイミングにぴったり合わせた広告展開や特定の曜日にフォーカスを当てた出稿が可能です。路線や日程などを自由に選択できることから、都市部全域をはじめ、特定のエリアにターゲットを絞った企業のブランディング広告、キャンペーン告知、商品告知などさまざまな業種のクライアントにご活用いただいています。
ここで、弊社で取り扱っている中づり広告の商品をいくつかご紹介します。
〇全線中づり
東京メトロ9路線全ての車両にポスターが掲出される商品です。車両ごと、路線ごとに異なるビジュアルのポスターを掲出することも可能で、過去には、アイドルグループのCD告知で路線ごとに異なるメンバーのポスターを掲出するといったファンにはたまらない展開もありました(※3)。
〇銀座線系、丸ノ内線系中づり
銀座線系4路線(銀座線、東西線、千代田線、南北線)、もしくは丸ノ内線系5路線(丸ノ内線、日比谷線、有楽町線、半蔵門線、副都心線)の車両にポスターが掲出される商品です。東京メトロでは路線ごとに日本有数のオフィス街や人気の商業施設が立ち並ぶエリアなど旅客の属性がはっきりと分かれているため、告知内容やターゲットに合わせた広告展開が可能です。
〇女性専用車中づりジャック
女性専用車が設定されている6路線(日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、副都心線)の女性専用車両内全ての中づり広告を1社貸切できる商品です。化粧品や美容サロンなど特に女性をターゲットにした商材の告知をジャックという通常の中づり商品よりインパクトがある形で実施できるという強みがあります。
ここまで中づり広告について担当が特におすすめしたいポイントを綴らせていただきました。かつては週刊誌をはじめとする出版社の出稿が中心であった中づり広告も多様な業種のキャンペーン告知やインパクトを重視した展開での利用が増えているなど、中づり広告を取り巻く環境は刻々と変化しています。このコラムを通じて、抜群の視認性と訴求力があり、多様なクリエイティブ表現を実現できる魅力的な媒体である中づり広告に少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。
※1 要相談。事前に仕様や実施可否の確認が必須となります。
※3 要相談。複雑な掲出指示はお受けできない場合がございます。
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