【防災週間】「備え」の大切さ

9月1日は「防災の日」。
この防災の日を含めた1週間は「防災週間」として、災害時を想定した訓練や、災害に関する知識や意識の向上を目的とした活動が全国各地で行われています。
防災週間を契機に、私たち社員やその家族の大切な命を守るために、当社が取り組んでいることや明日からでもできる「備え」についてご紹介します。

9月1日はなぜ防災の日?

9月1日、この日は日本の災害史上最悪の被害を出した関東大震災(1923年)が起こった日です。
推定マグニチュード7.9の大地震により、南関東から東海地方において甚大な被害を受け、亡くなった方は10万人以上にも及びました。
また、多くの死傷者を出した伊勢湾台風(1959年)をはじめ9月は台風が多い季節でもあることから、地震・風水害に対する意識を高めるため、1960年6月に「9月1日を防災の日とする」ことが閣議決定されました。


日本赤十字社の調査によると、「防災の日の由来が関東大震災であること」を知らなかった国民は49.2%で、約半数に及ぶことがわかりました!
国民の5割、防災の日の由来「知らない」。「将来災害に遭うかもしれない」と考えるのは「半年に1回以下」が54.5%(日本赤十字社 プレスリリース)
※外部リンクに飛びます。

当社で実施している備え

備蓄用品

  • 災害、特に大規模な地震等が発生したことにより帰宅困難、職場に待機することになった場合に備え、社員一人当たり3日分の食料と飲料水をリュックにまとめて配布しているほか、エアマットや毛布などの簡易寝具も備えております。

  • リュックの中身は定期的に入れ替えを行い、未使用の備蓄用品は期限を見ながら寄付します。

防災訓練

  • 訓練中の様子
  • 毎年9月に東京に大規模な災害が起きたことを想定した訓練を実施しています。
    また、災害時に社員の安否が確認できるシステムを導入し、訓練の一環としてメールの送受信テストも実施しています。

個人でできる「備え」

家族構成にあった備蓄を知る

家族の人数や年齢、性別によっても備えておかなければならない備蓄品は変わってきますが、家族構成に合った備蓄品と量を診断してくれる便利なサイトがあるんです!!

自分に合った備蓄を調べてみよう(東京備蓄ナビ)
※外部リンクに飛びます。

①家族人数や年齢、②住居種類(戸建てor集合住宅か)、③ペットの有無
という3つの質問に回答するだけで、必要な「食品等」「衛生用品」「生活用品」「女性用品」「ペット用品」をリスト化してくれるだけでなく、そのままECサイトで購入できる導線まで整備されています。

すでに「備えてあるよ!!」という方も、本当にそれが適切なのかどうかを調べる意味でも一度使ってみてはいかがでしょうか!

避難場所や防災機器設置場所等の確認

自宅周辺だと、近隣の学校が避難場所であることが多いですよね。
これは、
・学校の場所自体が多くの住民に認知されている
・校庭や体育館という広いスペースを保有しており、物資配給拠点や寝泊まりする場所として機能できる
・給食施設を炊き出しのために活用できる
といった理由からだそうです。

また、非常時に会社近辺にいた場合、どこに避難すれば良いかということもチェックしておく必要があります。

さらに、集合住宅だと必ず備わっている消火器やAEDの設置場所の把握や、家族との連絡手段をしっかり共有しておく、といったことも非常に大事です。
※東京メトロには全車両に消火器、全駅にAEDが設置されていますよ!

イベントへの参加

防災の日の由来となった関東大震災から、今年がちょうど100年にあたるということもあり、各施設や地域でも多くイベントが開催されています。筆者の自宅マンションでも地元の消防署の方から消火器やAEDの使用方について学べるイベントがあり、親子で参加しました!

恥ずかしながら…筆者はAEDを「止まった心臓を動かす」ための機械だと思っていました。

AEDは必ず電気ショックをする?AEDの正しい知識を身につけよう(旭化成ゾールメディカル株式会社)
※外部リンクに飛びます。

頑張ってマッサージしています!
頑張ってマッサージしています!

おわりに

日本は、島国であり山国でもあるその特殊な地形から、災害が発生しやすい国と言えます。
いつ何時災害が起こるか、誰にもわかりません。明日かもしれないし、今日かもしれません。
社員はもちろん、社員の家族、そして周囲の大切な人達の命を守るため、当社は今後も恒常的に「備えの大切さ」を啓発していきます。

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