【DXコラム】第2回AI-Quick審査~AI審査の精度向上について~

前回のコラムでは、媒体本部の業務改善の一環として開発した「AI-Quick審査」の概要をご紹介いたしました。

【DXコラム】第1回 審査業務を効率化!AI-Quick審査について

今回は、その中でも特に重要な機能のひとつである 「プロンプトチューニング機能」 について、詳しくお伝えしたいと思います。

■なぜ「プロンプトチューニング機能」が必要なのか

「AI-Quick審査」は、生成AIが当社の審査基準に基づいて一次審査を行い、その結果をもとに人間が最終判断を下す仕組みです。

一次審査とはいえ、「AIの審査精度をどのように維持・向上させていくか」 ということは重要な課題です。

審査基準は、社会情勢や規制の変化、新しい商材の登場などによってアップデートされていく可能性がありますし、AIもまだまだ発展途上の技術であり、AIがこちらの期待する回答をしてくれないケースもある為です。

AIの審査精度を維持・向上させる為に、「AI-Quick審査」では、現場の気づきを起点にプロンプトを磨き上げていく、一連のサイクルを実現する機能を備えています。

画像① プロンプトチューニング機能の全体フロー図
画像① プロンプトチューニング機能の全体フロー図

■現場の「気づき」を起点としたフィードバック機能

プロンプトチューニングの出発点は、現場担当者の「気づき」 です。
AIによる一次審査の結果を確認した担当者が、「この判断は誤っている」「もう少し別の観点で見てほしい」と感じた場合、案件画面からフィードバックを送ることができます。

改善要望をExcelで管理するなどの方法もあるかと思いますが、フィードバックを送る手間を最小化することで、フィードバックの数を最大化できると考えています。

画像② フィードバック送信画面
画像② フィードバック送信画面

■管理者によるプロンプトの書き換え

管理者はフィードバック内容を精査し、必要に応じて該当する審査基準のプロンプトを書き換えます。

しかし、書き換えたプロンプトをすぐさま本番環境に適用することはしません。
書き換えたことで、これまで正しく判断できていた内容を誤判定するようになってしまうかもしれないためです。

「AI-Quick審査」では、書き換えたプロンプトを本番反映する前に、テストデータを用いて事前検証を行うことができます。
過去の審査案件などをテストデータとして活用し、新しいプロンプトでどのような審査結果が返ってくるのかを事前に確認し、期待通りの結果が得られることを確認したうえで本番反映を行うため、前述したようなリスクを軽減することが出来ます。

画像③ プロンプトのテスト実行画面
画像③ プロンプトのテスト実行画面

■プロンプトをAIが作成する機能

プロンプトの作成には一定の専門知識やノウハウが必要です。
各条に対し、プロンプトを用意する為、プロンプトを準備するということ自体にかなり工数がかかります。

これらの課題を解決する為、「AI-Quick審査」ではプロンプト自体をAIが提案する機能があります。
この機能により、プロンプトを0から考える必要がなく、誰でもプロンプト作成を出来るようになりました。

■おわりに

導入して終わりではなく、現場とともに育っていくシステムが「AI-Quick審査」が目指す姿です。
今回は「AI-Quick審査」のプロンプトに関する機能についてご紹介しました!
本システムの魅力や機能について、引き続きお伝えしてまいります!

AI-Quick審査に関する当社リリース

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媒体本部媒体管理局媒体戦略部 木村 遼
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