「気になる」から「行動」へ。リーチ獲得・集客にもつながる東京メトロの駅広告効果事例

マーケティング部では、クライアントの課題解決に向けたコミュニケーション戦略、メディアプランニング、さまざまなデータを用いた分析、マーケティングリサーチや広告効果測定などのソリューションを提供しています。このコラムでは、交通広告の中でも、「メトロプラチナボード」という駅大型ボードの広告効果調査事例についてご紹介します。

はじめに

東京メトロの駅には、多数の大型ボードが設置されています。大きな盤面への掲出で利用者の目に留まる展開ができるため、インパクトを持って訴求したい時に最適なメディアです。

今回は大型ボードの中でも、縦横2m以上あり、銀座や表参道など東京メトロ主要15駅に1ヵ月間掲出できる「メトロプラチナボード」の広告効果をご紹介します。なお、本コラムは、2022年6月に掲出、7月に調査を実施した広告事例をご紹介します。告知内容は、都内企業が運営する美術展Aについてです。目的は、美術展Aの認知拡大・集客として、メトロプラチナボードに1カ月間ご出稿いただきました(図表1)。

リーチ獲得に効果あり!重複接触者においては8割越え!

では、メトロプラチナボード掲出によってどのような広告効果があったのでしょうか。
調査では、メトロプラチナボード設置駅利用者の方500名に美術展Aの広告を見たかどうかを確認。「見た」「見たような気がする」の回答割合を広告到達率として集計しました。
注目すべきは掲出駅の利用頻度別・利用駅数別での広告到達率です。週5日以上利用者では65.9%、6駅以上利用者では88.3%と、頻度が高まるほど、駅数が多いほどスコアが高くなっています(図表2)。1ヵ月間、15駅に掲出できるメトロプラチナボードならではの、高いリーチ獲得力が見て取れます!広告掲出によって、美術展Aの認知獲得に寄与できたと推測できます。

広告による行動喚起効果あり!集客効果も明らかに!

もう1つの効果として、行動喚起があります。広告到達者(n=227)における広告接触後の行動について確認すると、上位に挙がった行動は、「検索」「ウェブサイトへの訪問」でした。次点で、「美術展Aへの訪問」が挙がり、20.3%でした(図表3)。広告掲出が集客にも貢献したことが分かりますね!

また、図表3内のいずれかの行動を取った割合を「行動喚起率」として集計すると、広告到達者全体では63.9%でした。また、掲出駅の利用頻度別・利用駅数別での行動喚起率は、週5日以上利用者では80.0%、6駅以上利用者では86.8%と、いずれも8割越えの顕著な結果が見られました(図表4)!このようにアクティブな移動者に対し、広告を繰り返し接触させることは、行動喚起につながると言えそうです。

まとめ

美術展Aの告知事例・広告効果調査からは、メトロプラチナボードへの掲出によって、以下のような効果が期待できることが分かります。
1.メトロエリア広域へのリーチ獲得効果
2.集客への貢献、行動喚起

上記に加え、1ヵ月間の長期掲出・15駅20面の多面展開・縦横2m以上の大型盤面という魅力が揃った「メトロプラチナボード」の活用をぜひご検討ください!以下のリンクから詳細をご確認いただけます。また、交通広告やメディアプランニングについてご相談がございましたら、メトロアドエージェンシーまでお問合せください。

メトロプラチナボードの詳細はこちら(PDFファイル)

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調査概要

・実施媒体  :メトロプラチナボード(レッド)
        (掲出期間 2022年6月1日~6月30日)
・掲出駅   :15駅(上野・日本橋・銀座・新橋・赤坂見附・表参道・渋谷・池袋
           ・大手町・新宿三丁目・新宿・茅場町・六本木・溜池山王・恵比寿)
・調査方法  :インターネットリサーチ
・調査対象  :一都三県居住の20代~60代男女のうち
        広告掲出期間のうち1週間(6/24~6/30)で
        メトロプラチナボード(レッド)掲出駅のいずれかを1回以上利用する人
        ※調査会社・広告会社・企業に勤務するものを除く 
・回収数   :500サンプル(東京メトロ利用者構成比に合わせて回収)
・調査期間  :2022年7月1日~7月4日

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